叱られた
白衣を着た男の人に
汚れたのか元の色なのかわからない灰色だったけど。
私はその人に振り返って呼んだ
ドクター
彼は私と私の仲間たちのそれ以上の反応を待たず
言った
御前達はどれほど酒を飲んでしまったのだ
分かっていないようだが
ひどく酔って、酔っぱらっているだろう
私は手にあったペンをくるりと回してまた書き始めた
仲間たちはみんな各々の紙にまた書き始めたり、描き続けていたり
ドクターのお説教を聞いたりした
ドクターがいなくなって、仲間の数人も姿が見えなくなってた
残った私たちは
各々の紙にかき続けた。