苦しむ妹を助けようと、少年は妹の首を絞めました。
独り生き残った少年は、彼の育て親になった青年に連れられ、病棟を訪れます。
奇癖もちの少年と、彼の若き保護者。二人が精神科医の診察室に入室いたしましたのは、寒い冬の日でありました。少年は保護者の青年は親ではないと、青年も少年は自分の子供ではないと言いましたが、それでも書にはこうあります。「とても素敵な親子でありました。」
小説家志望の現役学生、雪徒鈴(ゆきと・れい)の気まぐれダイアリーです。主にオリジナル小説、(ときどき二次創作)を投稿してます。
苦しむ妹を助けようと、少年は妹の首を絞めました。
独り生き残った少年は、彼の育て親になった青年に連れられ、病棟を訪れます。