眠りましょうね、眠りましょうよ。
もう眼は開かず、微笑みもせず
冷たい身体に青白い顔
お疲れ様です、お休みなさい。
「眠りましょうね、眠りましょうよ。」
→疲れたときの眠気に身を任せることは、とても暖かくて優しい心地よさをもっていますよね。お母さんがお腹の赤ちゃんに話しかけるかのような、優しい声が聞こえるよう。
「もう眼は開かず、微笑みもせず」
→お疲れで眠り落ちてしまいましたが、もうその眼は開くことはありません。もう夢も見ず、楽しい夢に微笑むこともありません。
「冷たい身体に青白い顔」
→あまりにもお疲れだったようです。ぐったりと机に伸ばされた細い腕は冷たく、血が通う温かさはありません。眠る頬にも、ほのかな紅はさしていません。
「お疲れ様です、お休みなさい。」
今までずっと、お疲れ様でした。疲れたならば、休みましょ?